映画「名探偵コナン ゼロの執行人」が公開9週目に80億円を突破し、国内映画ランキングは5位に後退するもいまだ上映は続き、応援上映も全国で数回開催されています。
もともとコナンが好きな人はとっくに鑑賞済みかと思うのですが、「ヒットしてるし安室の女とか話題になってるし気になるけどコナンよく知らないしアニメだし何となく躊躇する」層もいるかなーと思うので、コナン映画初心者というかコナン自体の知識がIQ2くらいの私が興味本位で見に行った結果5執行され(※5回見たの意)そのうちの2回は応援上映だという小学館と製作の「計画通り」に踊らされている経緯と結果を前半は映画のネタバレなしで、後半はネタバレありで感想を書いていきたいと思います。
「名探偵コナン ゼロの執行人」
2018年/日本/1時間55分/85点
長くなるのでざっくりまとめた感想を先に書くと↓
21時か22時からやってる刑事ドラマかな?→ハリウッドアクション映画かな?→オチはちゃんと少年漫画でした!
という流れで大変楽しめました。
そして「安室の女」というよりは「風見(安室の部下)の姉」になりたいという女心。
今からでも観てみようかな、という方は「警察庁・警視庁・検察庁にはそれぞれ公安組織がある」「公安警察は大人の事情もありめっちゃ権限を持ってる」という点を踏まえて観ると若干前半わかりやすいかも(でもやっぱり難しい)
まず私のコナン知識は
・高校生の工藤新一が薬を飲まされて子どもの姿になり、探偵のおじさんを眠らせ事件を推理し解決している
・哀ちゃんという女の子(可愛い)もコナンと同じような感じで子ども化している
・コナンのスケボーはなんかすごい
・せやかて工藤
という、あまりにお粗末なものでした。
アニメ冒頭のあらすじ説明に毛も生えてない。
コナン映画は2年前(「純黒の悪夢」)の時点で「アムロなんとかというキャラがヤバい」という噂を聞いていたのですがペラペラの知識で見ても今更ついていけないだろうと思い鑑賞に至らず。
昨年の「から紅の恋歌」は「すごくヒットしてるなーコナン映画って面白いんだろうなー観てみようかなー」と興味を持ちつつタイミングを逃し。
今回の「ゼロの執行人」もGW明けくらいに「こんなにヒットしてるならやっぱり面白いんだろうなー」「アムロほにゃららって2年前にも話題になってたなーそんなに人気ならどれだけカッコいいか観てみよう!」というノリで鑑賞した次第です。
「コナン映画のお約束」とか「これまでのコナン映画の傾向」とか全く知らないまっさらな状態で初回を観ています(さすがに知識がなさすぎると思い鑑賞前に簡単な人物相関図を見たり、内容が難しいという噂も聞いたので警察庁・警視庁・検察庁やそれぞれの公安についてもさらっと予習はしました)
「ゼロの執行人」を観た後にコナン映画やアニメを数話視聴、原作も読み進めてますが当然まだまだ追い付かないペーペーですし初見の印象を主として語ります。
以下「名探偵コナンゼロの執行人」のネタバレなし感想
ーあらすじー
東京で開かれるサミットの会場となる東京湾の巨大施設「エッジ・オブ・オーシャン」で、大規模爆破事件が発生。事件の裏には、全国の公安警察を操る警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の影があった。サミット当日ではなく事前に起こされた爆破事件と、安室の行動に違和感を抱くコナン。そんな折、爆破事件の現場から毛利小五郎のものと一致する指紋が発見され……。
以上、映画.comより抜粋
「21時か22時からやってる刑事ドラマかな?」
私は「相棒」を観にきたのかな?
話がややこし難しいけどコレ子どもはわかるのかな?大人でもわからないよ?
というストーリー。
最初の爆破事件を皮切りにネット接続ができる家電やスマホ、PCなどのIOTテロも起こりついには惑星探査機はくちょうを使った大規模なテロ計画が明るみになるのですが、その他にもドローンとか不正アクセスとかコードの書き換えとか、出てくるアイテムや手口が複雑で難しい。
小五郎を取り調べた日下部誠検事は爆破の動機がないことや提出された証拠書類を見て上司の岩井統括検事に追加調査を依頼するも「すぐに起訴しなさい」の一点張り。小五郎を弁護する橘境子弁護士も「公安的配慮で毛利さんは起訴される」と話すなど警察庁・警視庁・検察庁やそれぞれの公安の力関係が複雑で大人の事情も絡みまくってくる。
犯人の犯行動機、コナンと安室の「それぞれの正義」がそれぞれの譲れない信念の元にある。
「公判前整理手続き」とか聞きなれない言葉もバンバン出てきます。
しかしこの難しさが癖になるというか、2回、3回と観るうちに理解が少しずつ深まっていく感じが気持ち良くて自分がリピートする要因のひとつになっていると感じます。
後から知ったけど脚本が本当に「相棒」を手掛けている方なんですね。
「ハリッドアクション映画かな?」
犯人を追いかける際、最初走っている時も駐車してる車(人の車)の上をヒョイヒョイ踏みつけてどんどん距離を縮めていき追い詰める降谷さん(安室透の本名)すごい運動神経でアクションスターかな?と思いましたがその後のカーアクションがもっとすごくて観ながら心の中で「ええええええええぇぇぇぇぇえぇえええええええええっっっっっ?????????」と笑えてきましたカッコいいけど。
運転の超絶技巧もですがモノレールに突っ込んだりその上を走ったりもう無茶苦茶の連続で半笑いしつつも観ていてテンション上がります。
4回目の鑑賞が声出しOKの応援上映で、隣が友人に連れられた初見のお嬢さんだったようなんですがやっぱりカーアクションで「嘘でしょ!?嘘でしょ!?」と連呼していたので心の中で「ですよね!!」と同意していましたこのドライビングテクニック人間離れし過ぎです降谷さん。
コナンくん抱えてビルのガラスにめっちゃ発砲するシーンはブルース・ウィリス(※イメージ)かな?と…。
カーアクションが凄すぎて、この映画の一番の頑張ったで賞はRX-7(車)だと思います。
「怒涛の安室透(=本名:降谷零)推し」
トリプルフェイス(黒の組織/探り屋バーボン・探偵兼喫茶店バイト/安室透・警察庁警備企画課通称ゼロ所属/降谷零)を持つ彼ですが、今作では「安室透」「降谷零」の2つの顔が主。
冒頭の爆破シーンでチラッと映るんですが、ちゃんとした登場シーンはバイト先の「喫茶ポアロ」で箒と塵取りを持って。爆発現場の近くにいたので怪我もしてます。
ラフな格好でエプロンもつけて箒と塵取り持ってるのにすごく重苦しい雰囲気で意味深に登場しコナンくんと会話、葉っぱを2枚だけ掃いて店に戻る…それだけなのにミステリアス…。
現場から小五郎の指紋が出たのは公安警察の捏造ではないかと疑いを持つコナンくんに否定せず「僕には命に代えても守らなければならないものがある」と言い放ち「今回の安室さんは敵かもしれない…(ゴクリ)」とさせたり、部下の風見に「降谷さんが怖いです」言われたり不穏な空気を纏っている安室さん。
部下の風見と目を合わさずに現状報告をする場面でも、ふっと風見が振り返った瞬間にはどこにも姿が見えなくなっているという機動力。忍者かな?
安室さん自身は真面目に仕事をしていて出演シーンが極端に多いという訳でもないんですが、仕草や表情や演出で「安室透をカッコよく魅せよう」という制作の意気込みを随所に感じました。
実際に安室さんファンたまらないだろうなぁと思った場面も多々。
特に前半の小難しさから解放され、後半は一転して問答無用のアクションシーンの連続とこれでもかという安室推しの洪水が画面から溢れ出てきて見ているこちらもアドレナリンが放出されて超気持ちがいい。
この構成と演出「安室カッコいいだろ?」「安室に落ちていいんだぜ?」と揺さぶりかけてきてると思う。
製作の安室透推しが正しく激しく的確すぎて恐ろしい。
実際に初めて顔と名前をしっかり認識した私でも上記でも触れたカーアクション時に安室(降谷)さんが見せたやっぱりアドレナリン出まくったような狂気染みた表情や、今作の安室(降谷)さんの見せ場「僕の恋人は…」のくだりカッコいい!と初見から思ったので新たな安室の女もたくさん生まれたんだろうなぁ…!と納得。
しかしコナン先達の方々も過去思われたと思うんですが「この人いつ寝てるんだろう」と心配になります働きすぎ。
※「ゼロの執行人」のみの鑑賞時は↑のようなテンションで、揺さぶられながらも私自身は安室推しまでには至らなかったのですが、後日時間差でトリプルフェイスの恐ろしさを実感することになります。
「20年以上経ってコナンと蘭の関係性が自分の性癖だと気付く」
真面目にコナンアニメを観たり漫画を読んだことがなかったので知らなかったんですが、無邪気な子どものフリをして大人を油断させたり誘導したり、中身はちゃんと高校生で蘭ちゃんをきちんと守っていたりでコナンくんかっこ可愛い。
スケボーで安室さんの車(RX-7)と並走したり車の下をくぐったり、驚きの身体能力もすごいけど子どもの姿をしながら心の声(高校生の新一の声)で「蘭!」って呼びかけたり近くにいない時はコナンのままで「蘭!」とか言っちゃうのがとてもイイ…。
見た目は少年とお姉さんだけど中身は幼馴染でだけどそれは秘密だというのも、ベースに「蘭を守る」という信念があり子どもの姿のままそれを遂行しているのも本当に今更ながらコナンくん(新一)と蘭ちゃんの関係性は私の性癖に刺さるということに気づいたのも収穫でした。
既に90巻超えてるけどコナン全巻読もうと思った瞬間。
「風見裕也の姉になりたい」
思ったことは「降谷さんの年上部下である風見裕也の姉になりたい」でした。
コナンくんのスマホを尻ポケットから抜きとるという結構すごいことをやってのけてるしじゅうぶん優秀なはずなのに降谷さんが凄すぎて叱られたりしてしまう風見裕也が愛しい。よくわからない眉毛だけどそこも好き。
妹になって甘えるのではなく姉になって労わりたいというか可愛い嫁を見つけて幸せになってほしいと思わせるキャラ。
「個人的裏ヒロインは橘境子」
無実の罪で逮捕されてしまった小五郎を弁護する負け続けの弁護士・橘境子。
頼りなさげに見えて実は…という展開があるのですが(コナンくんも早い段階から疑っている)、すごく…生き辛そうです…。
登場人物みんなに複雑な背景があるのですが、一番感情移入するというか心配になったのがこのキャラでした。
不器用でこの先あまり幸せな人生を歩めなさそうで心配。
境子さんには弁護士事務所を構えていた時に事務員で恋人でもある羽場二三一という人物がいたのですが、彼はNAZU不正アクセス事件の犯人として逮捕され、公安警察(安室=降谷)の取り調べ翌日に自殺してしまっています。
この羽場という男、顔が良いし正義感溢れる男なのですが無事に結ばれていたとしてもなんだか苦労しそうで個人的におすすめしない。
男運がなさそうなんです境子さん…。
つり目困り眉で好きな顔なんです境子さん…。
ゲストキャラなので無理だろうけど「うちの裕也どうですか?」とアピールしたい無理だろうけど。
その他、情報漏洩誘発体質なコナンくんだとかオチはちゃんと少年漫画で安心したとかあるのですが結局5回劇場に足を運んでいるというハマりっぷりになってます。
比較にならない回数を観てる方がたくさんいるのもスゴい。
1回目は全体を観て(というか前半のストーリーを理解するのに頑張り後半の展開に驚きながら観て)、2回目は内容を噛み砕きながら観て、3回目は橘弁護士をヒロインポジションに置いて観て、その間にいろいろあり結局安室(降谷)さん推しになり4、5回目は改めて安室(降谷)さんに注目しながら観て今に至ります。
以下、ネタバレあり感想
今回の事件は、公安警察の権威を失墜させようと日下部検事(公安検察)が引き起こしたものでした。
公安には民間の協力者がおり、公安検察である日下部検事の協力者は羽場二三一で彼にNAZU不正アクセス事件の調査を依頼したことがきっかけで羽場は逆に犯人として逮捕されてしまいました。
羽場と家族よりも固い信頼関係を築いていた日下部は、羽場との違法な関係性を同僚の岩井検事に告白し助けようとしますが公安警察の指示に従った彼女は聞き入れてくれず、安室(降谷)の取り調べを受けた翌日に羽場は自殺。
惑星探査機はくちょうのパスコードを書き換え羽場の命日に警察庁に墜落させようと計画。
羽場を確保しコードを教えるように迫りますが聞き入れない日下部。
しかし羽場は生きており(公安警察が羽場を自殺したことにして別の人生を歩むよう保護していた)、テレビ電話越しに羽場から「コードを教えてください。それが私の信じたあなたの正義ですか」と諭され観念する羽場。
ストーリーの盛り上がり的にも書き換えたパスコードを入力しただけで墜落が免れるわけもなく(大気圏に突入するわずかな時間、操作が出来ないとか何とかで)阿笠博士が作ったドローンに公安が保管していたとっておきの威力がある爆弾を積み、探査機に接触するタイミングで爆発させ突入を回避。
日下部は逮捕されますが、現場となった警察庁屋上に風見と境子が現れます。
「生きていたなんて…!」と羽場の生存に驚く境子。
実は境子は風見の協力者で、羽場を自分の事務所の事務員として受け入れたのは裁判官になれなかった羽場の言動が問題視され、風見に監視するよう依頼されたからだったのです。
小五郎の弁護も公安からの指示でした。
しかし羽場を愛してしまった境子は羽場を死に追いやった公安を憎みその復習のため小五郎をどうにか有罪にしたいと考えていました。
ダメ弁護士のフリをしながらそんなこと考えていたなんて、境子…やるぅ!
風見は境子に協力者としての解放を告げ、羽場の居場所を書いたメモを渡そうとしますが「思いあがるな!」と境子はこれを拒否。
羽場を愛したのも今回の裏切りも自分の判断であり、私の人生は公安に操られていたわけではないと叫び去っていきます。
そして安室(降谷)は風見に「憎まれても最後まで彼女を守れ」と告げ、風見は境子を追いかけます。
ゲスト声優の上戸彩熱演。
声合ってたと思います。
「安室さんて彼女いるの?」
一難去ってもう一難。
軌道を変えたカプセルがこのままだとエッジオブオーシャンのカジノタワーにぶつかってしまう!という情報が入ります。
カジノタワーにははくちょうが警察庁に突入をするという情報を受け避難をしていた周辺住民がおり、その中には疑いが晴れ釈放された小五郎を迎えに来ていた蘭達もいました。
コナンは一瞬動揺しますが、冷静にカプセル突入までの時間を計算し安室とともにカプセルを向かい撃つポイントに向かいます。やだコナンくんカッコいい…!
蘭のために奮闘するコナンの姿をこれまでも見ていた安室(降谷)は「愛の力は偉大だな」とか言っちゃうんですが、コナンは「前から気になってたんだけど、安室さんて恋人いるの?」と問いかけます。
ここで決め台詞
「僕の恋人は…この国さ」
がくる訳ですが、この台詞「きゃあああぁぁぁああ!!!!!!」「この国に生まれてよかったーーーー!!!!!!!」と悶えるポイントで私もここはさすがに「フーーーーーーーー!」とか思ったんですが、3回目鑑賞した後にちょっと原作やアニメ等を読んだり観たりしてから4回目を観たら何だかちょっと「アンタいろいろ国に捧げすぎだよ…」と感じてしまいました。
でもこの、国へのストイックな尽くしっぷりがまた女性ファンをキュンキュンさせるんだろうなとも思い。
「恋人=国」だからこの国の老若男女は皆、いや国土も全て安室(降谷)の恋人な訳ですね愛が大きい。
「オチはちゃんと少年漫画でした!」
ラスト、落下してくるカプセルをどうするのかと思ったら、コナンのベルトからサッカーボールが出てきてそれをコナンが「いっけええぇぇーーーーーーーー!!!!!!」と蹴り激突させカプセルの軌道を修正してしまいました。
スケボーがなんか凄いことしか知らなかった私はまずこのアイテムに驚き、前半の重苦しい大人の事情やテクノロジーを駆使した犯罪行為やそれを解き明かす名推理からの超次元サッカー解決に驚きしかし「そういえばこれ少年漫画だった!」と正しい結末に安堵し本当に目まぐるしく面白かったです。
ちなみにこの最後のカプセル向かい撃ち作戦も落下する車から投げ出されながらのコナンシュート→安室(降谷)がコナンを抱き抱えながらビルのガラスに連続発砲→ビルの中に滑り込むというハリウッドアクション映画のようなカッコよさでした。
車は当然ボロボロだわ左腕からけっこうな血が出てるわな安室(降谷)と、さすがにくたびれた様子のコナン。
なぜ嘘の証拠をでっち上げ小五郎を拘束したのか問うコナンに「そうすれば君はこの件に関わらざるを得なくなるだろう?」と答える安室(降谷)。
最初の爆破が事件ではなく事故として処理されないように違法に証拠を作り、かつコナンを間接的に協力者のようにし捜査が進められるように仕向けたと。
コナンは「かいかぶりすぎだよ」と苦笑。
そして二人は背を向け別々の方向へ歩きだし(出口はひとつな気がするけど)福山雅治が歌う主題歌「零-ZERO-」が流れます。
「真実はいつもひとつ」
「でも正義はそう涙の数だけ」
「もし自分が安室透を演じるならば」とイメージして脚本を読み込み作ったとのことで、最初から終わりまで本当によくこの映画の安室透=降谷零を表しています。
歌詞も音もカッコよくここまでで既に安室(降谷)に落ちた女たちにダメ押しの一曲。
しかし歌詞を見ていて何となく「君」を「国」に置き換えてみたら一気に切ない気持ちになった件。
コナンくんは蘭ちゃんの元に駆けつけるの確定だけど、ボロボロになった安室(降谷)さんはこの後どうするんだろう風見と合流すれば良いけどなんか野生動物のように隠れて一人で傷を癒しそうなんですよね国が恋人だし…心配…等、「出来る男なのに放っとけない感」までも兼ね備えている安室透(降谷零)
いろんな側面を持っているので幅広い女子のハートを射抜くし、かつ「放っておけない」「国に尽くしてる彼に尽くしたい」思いもありファンは盛り立てていきたくなるのかなと思いました。
呼び方が統一できてなくてすみませんでした
原作で「安室透」という名前で登場し、後から本名がわかったという流れなので「安室透」が1番馴染んだ名前だと思うのですが、私はこの映画で初めて安室透=降谷零というキャラクターをしっかり認識したので「降谷零」のイメージが強く、記事の中でも「降谷さん」「安室さん」「安室(降谷)さん」と呼び方が分散した面倒くさいことになっていますが、トリプルフェイスに翻弄されている様が伝わるかとも思い直していませんすみません。
以下は私事ですが
「遅れてきたトリプルフェイスの恐ろしさ」
「ゼロの執行人」がおもしろかったので、他のコナン映画も観ようと2016年の「純黒の悪夢」を観たらまんまと安室(降谷)さん推しになりました←
まさかの時間差トリプルフェイス。
カッコよさでは冷静に任務を遂行する「ゼロの執行人」なんですが、個人的に「美形でスペックも高く努力家なのにいまいち報われず拗らせた感じの突っかかりキャラ」に弱いので(バーナビーや及川徹など)まんまと…まんまと…。
普段あんなに出来る人がギャンギャンと赤井さんに突っかかっていくの可愛い。
そんなこんなで、結果、「安室透セレクション」「赤井秀一&安室透シークレットアーカイブス」「安室透/バーボン/降谷零シークレットアーカイブスPLUS」を購入しアニメも少しずつ視聴しています。

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スピンオフ作品「ゼロの日常」は定期的に利用しているネットカフェでまとめ読みしましたがコミックが出たら買う予定。
コナンくん(新一)と蘭ちゃんの恋も追いたいので原作もとりあえず少しずつ買い集めようと思いますが、私みたいなのがいることを見越して小学館が安室・バーボン・降谷の登場する巻数部分にイラストつきPOPを差し込み教えてくれるという抜かりなくも親切なことをしてくれており助かりました。
20年以上の長期連載作品でここにきて新規大量獲得出来るのすごいと思いますし、そこをしっかり押さえてスピンオフ作品とか特典付きとかどんどん展開しているのもさすがです。
映画の興行収入はもちろんですがコミックやグッズもだいぶ売れてるはず。
グッズや特典にはあまり手を出さない私でもこれからコナン関係での出費がかさむんだろうなぁ(まず原作コミックスが94巻まで出てるし)
でも楽しみが出来たのは嬉しいです。
これからコナンの勉強します。
私の「名探偵コナン ゼロの執行人」劇場鑑賞は5回で終了になるかと思うのですが毎回全部楽しかったです。
東宝ありがとー!(応援上映のノリで)